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ゆり
子供のころからファンだった宝塚歌劇
結婚や子育てで離れていましたが
2011年から観劇を再開しました。

夫が病で亡くなって一人暮らしとなり
宝塚歌劇に生きる活力をもらいながら
感動と心地よい暮らしを
積み重ねていくことが目標です。

何歳になっても元気に大劇場へ通うため
ピラティスや姿勢改善など
セルフケアにも取り組んでいます。

宙組多めの全組観劇派です。
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『蒼穹の昴』見どころポイント

いよいよ10月1日から雪組公演『蒼穹の昴』が始まりますね。

浅田次郎氏渾身の超大作。

一本物とはいえ、内容濃い長編小説を原田先生はどう演出されるのでしょうか。

公演を楽しむために、分かっている情報を整理してみます!

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目次

どんな作品?

公式HPによると、壮大なスケール感の超大作歴史ミュージカルとのこと。

劇団のすごい意気込みを感じますね!

舞台は19世紀末の清朝末期の中国・紫禁城。

フィクションと史実を織り交ぜながら描かれた作品で、実在の人物も多く登場するようです。

梁文秀(リァン・ウェンシウ)

彩風咲奈さん演じる梁文秀は、地主の次男で科挙に首席で合格。光緒帝に仕え、改革派の俊英として名を馳せます。かつて義兄弟の契りを交わした極貧の少年がいて、その名は李春児(リィ・チュンル)。

李春児(リィ・チュンル)

朝美絢さん演じる李春児は、貧しい農民の出ながらも宦官となり、紫禁城に君臨する西太后の側近へと昇りつめていきます。妹は朝月さん演じる玲玲(リンリン)。

文秀を軸に、歴史の大きなうねりの中で運命に抗いながらも、

勇気と希望、強い信念を持って生きようとする人々の鮮烈な生きざまを描いたお話のようです。

公演解説の「人間の力をもってしても変えられぬ宿命などあってたまるものかー」

という部分からも、この作品の熱さや歴史ロマン的なものが伝わってきますね…!

また専科から6名もの方が出演されることからも、重厚感ある作品に仕上げたいという劇団の強い意志を感じます。

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見どころポイント

彩風さんや組長の奏乃はるとさんをはじめとする雪組の方々が、

宝塚ニュースのお稽古場情報で見どころポイントを紹介してくれています。

その中から気になったものを、いくつかお伝えします。

幕開き紫禁城の場面

雪組生ほとんどが舞台上にいるのではないかという大人数が登場する、本当に華やか!な場面とのこと。

舞台装置もこだわって豪華に作られているそうです。

こだわりの所作

当時のしきたり通りに演じられるよう、所作指導の先生が来られているそうです。

歩き方は独特で、かかとから歩き出し上半身は動かさないとか、扇の動かし方も和物や洋物とも違うとか。

髪型

女性は両把頭(りょうはとう/頭髪を額中央から左右に分ける髪型)、男性は辮髪(べんぱつ/髪を一部を残して剃りあげ、残りの髪を伸ばして三つ編みにして後ろに垂らす髪型)。

何となく見たことあるような感じですよね。

初めてされる髪型だそうで、男役の辮髪姿はどんな感じになるのか楽しみです!

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京劇シーン

朝美さんが長い棒を持って踊っているところが、お稽古場映像で流れていました。

髪型やメイクがいつもとは違う感じで、朝美さんの役作りに対する強い思いを感じます。

戦う娘役

一幕最後の戦いを表すダンス場面に、娘役も出演しているそうです。

愛すみれさんが、娘役なのに自分のサイズで軍服を新調してもらったと話されていました。

軍服でロングブーツの凛々しい娘役さんに注目です!

フィナーレの衣装

フィナーレで男役さんたちが中国風ロング丈のお衣装で踊る場面は本当にカッコいいとか!

重厚なストーリーの後のフィナーレだけに、キラキラを期待してしまいます。最後まで目が離せませんね!

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彩風さんと朝月さん

彩風さんがトップになられてからの2作は『CITY HUNTER』『夢介千両みやげ』と、比較的軽めの作風でした。

3作めにしてようやく今までとは違う男役像を見せてくれそうで、本当に楽しみです。

お稽古場映像で歌っている彩風さんが映っていましたが、男らしく落ち着いた佇まいで力強く歌っている姿がとても素敵でした。

彩風さんによると、朝月さんは恋人ではなく、家族愛をも越えたような存在だとか。

上級生トップ娘役の朝月さんとの大人風味なラブロマンスが観たいと思っていましたが、残念ながら恋人役ではないようですね。

本作品で退団される朝月さんとの最後の美しいデュエットダンスを記憶に残したいと思います。

  

作者の浅田氏がどんな思いでタイトルを付けたかは存じ上げないですが、「蒼穹」は大空、「昴」はおうし座の一部の星団を指す言葉。

大きな舞台に個性が輝く、雪組としては久しぶりの宝塚らしい華やかで豪華な舞台を堪能できそうで、とても楽しみです!

お付き合いありがとうございました。
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