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ゆり
子供のころからファンだった宝塚歌劇
結婚や子育てで離れていましたが
2011年から観劇を再開しました。

夫が病で亡くなって一人暮らしとなり
宝塚歌劇に生きる活力をもらいながら
感動と心地よい暮らしを
積み重ねていくことが目標です。

何歳になっても元気に大劇場へ通うため
ピラティスや姿勢改善など
セルフケアにも取り組んでいます。

宙組多めの全組観劇派です。
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星風まどかの行く道は

年明けの花組公演『うたかたの恋』のポスターが発表されました。

常にビジュアル満足度を更新してくるサラサラヘアーの柚香さんが素敵なのはもちろんですが、

儚げな様子の星風さんも、また新しい扉を開けられた印象ですね!

宙組観劇が多い私にとって星風さんは、研1の頃からずっと見てきた娘役さんです。

そんな星風さんについて、思うことをお話ししたいと思います。

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目次

ひたむきで可憐な宙組時代

下級生時代から抜擢続き

組回り中に『白夜の誓い』で凰稀かなめさん演じるグスタフIII世の少年時代の役に、まさかの研1で抜擢。

阪急阪神の初詣ポスターモデルも務められましたね。

研2で新人公演『王家に捧ぐ歌』のヒロイン、バウホール公演『相続人の肖像』のヒロイン。

研3で別箱公演『ヴァンパイア・サクセション』のヒロイン、新人公演『エリザベート』のヒロイン、エリザベート。

アイーダやエリザベートに抜擢されるのは、歌唱力を認められている証拠ですよね。

さらに『パーシャルタイムトラベル』で2度目のバウホール公演ヒロイン。

そして研4の2017年11月に宙組の娘役トップスターに就任されました。

次々と抜擢されながら、その期待に応える確かな実力と可憐さは、やはり下級生の頃から大変目立っていました。

ひたむきで可憐なイメージ

トップ就任前に真風さんと出演した『ヴァンパイア・サクセション』では女子大生役。

トップお披露目公演の『天は赤い河のほとり』は女子高生役で、ともに星風さんの実年齢に近いお役でした。

ひたむきに一生懸命頑張る星風さんを、包容力のある温かい大人の真風さんが見守る。

そんな「まかまど」のイメージができあがっていきました。

その完成形が、タイトルロールで星風さんの代表作となった『アナスタシア』でしょう。

ひたむきで可憐なイメージの星風さんがアナスタシア役にぴったりだったのはもちろん、

元はブロードウェイミュージカルなので、お歌の面でもまさに適任でした。

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『黒い瞳』のマーシャ

宙組トップ娘役時代に星風さんが演じた中で私が一番好きだったのは、博多座で上演された『黒い瞳』のマーシャです。

可憐で純粋な心を持った少女で、愛する人を救うためにひたむきに困難に立ち向かう。

可愛いお衣装や髪型が似合っていたのはもちろんですが、

マーシャのひたむきで可憐なイメージは、星風さんの持ち味に本当にぴったりのお役でした。

星風さんは気持ちが入り込むと、ついつい早口になってしまうところがありますが、

それもマーシャの心情を表すという点では自然に聞こえ、ニコライ(真風さん)が愛おしく思い、守りたい人そのものでした。

宙組時代には『異人たちのルネサンス』や『フライングサパ』などで陰りあるお役も演じていますが、

やはり彼女の個性が輝くのは、可憐でひたむきに生きる陽のイメージを持った女性像だったと思います。

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挑戦中の現在

『アナスタシア』の後、花組へ組替えとなった星風さん。

真風さんより3期下の柚香さんと組むことで、真風さんと組んでいたときとは違う星風さんが見えてきました。

トップコンビの年齢差が縮んだことで、守られていた感が薄れ、

星風さん自身の学年も上がってきたことから、大人の女性を演じることが増えましたよね。

『哀しみのコルドバ』や『フィレンツェに燃える』の柴田先生の悲恋物では、

声のトーンもやや抑え気味にして、新しい自分を出そうという姿勢が見えました。

特に『フィレンツェに燃える』のパメラ役は、可憐な娘役とは対極の黒い部分もある侯爵夫人役で、難しかったのではないでしょうか。

『巡礼の年』でも人妻役でしたね。

星風さんの持ち味である、ひたむきで可憐な娘役の殻を、今必死で破っているように見えます。

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星風さんの行く道は

エリザベートはあるのか

星風さんが花組に組替えになったとき、花組で『エリザベート』が再演されるのではないかと話題になりました。

星風さんは歌唱力もあり、新人公演でエリザベートを演じたので、その可能性は高いと思います。

エリザベート役は、自由に生きたいと願うあどけない少女から、

たくさんのしがらみを背負った大人の女性であるオーストリア皇后の晩年までもを演じることになります。

ひたむきで可憐な宙組時代から、その殻を破り大人の魅力を開花させようとしている過程を考えると、

まさに星風さんの集大成にぴったりな作品ですよね…!

長期トップ娘役の可能性

あれだけの実力と華があり、すでにトップ娘役としては約5年が経過。

花總まりさんのような長期トップ娘役になるのでは?という声も聞こえてきます。

星風さんは宙組時代、トッカのモデルを務めていらっしゃいました。

トッカといえば、とにかく可愛らしいイメージのブランドで、当時の星風さんはイメージにぴったりでした。

2022年春からは、グレースコンチネンタルのモデルを務めることに。

グレースコンチネンタルはトッカより対象年齢が少し上で、よりモードでお洒落感のあるブランドのようです。

自身のイメージの変化にしたがってスポンサーブランドも上手く変更してくるあたりにも、長期トップの道が見えているような気がします。

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一方で、星組の舞空瞳さんも長期コースと言われている中、星風さんをそんなに引っ張るかな…?という気も。

さらに花組では、星空美咲さんがもう娘役として完成されてきているため、

もし花組でそのままトップ娘役となる場合は、星風さんの退団もそう遠くないと思われますが…

このあたりの人事は本当に予想がつきませんね。

  

『うたかたの恋』のマリーは純粋無垢なイメージではありますが、今の星風さんはどのように演じられるのでしょうか。

ポスターの表情からも、これまでとは違うマリーを見せてくれそうで楽しみです!

お付き合いありがとうございました。
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