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ゆり
子供のころからファンだった宝塚歌劇
結婚や子育てで離れていましたが
2011年から観劇を再開しました。

夫が病で亡くなって一人暮らしとなり
宝塚歌劇に生きる活力をもらいながら
感動と心地よい暮らしを
積み重ねていくことが目標です。

何歳になっても元気に大劇場へ通うため
ピラティスや姿勢改善など
セルフケアにも取り組んでいます。

宙組多めの全組観劇派です。
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寂しい留依蒔世の退団

宙組東京公演『HiGH&LOW』『Capricciosa‼』もあと少しで千秋楽ですね。

予定通り公演が行われていて本当に嬉しいですが、千秋楽でご卒業の方を見送らなければなりません。

中でも留依蒔世さんには思い出も多く、寂しい気持ちでいっぱいです。

今日はそんな留依さんについてお話ししたいと思います。

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目次

留衣さんとの出会い

出会いと言っても全くこちらの一方的なことなのですが…

私が長いブランクを経て宝塚観劇を再開したのが、2011年の留衣さんの初舞台公演である星組『ノバ・ボサ・ノバ』からでした。

ロケットの黄色いお衣装が本当に可愛らしくて、最後に袖にはけていくときに一人だけ下手花道に戻ってきてポーズをとる場面が印象的でした。

留衣さんは主席入団ですから、あのとき花道に戻ってきた可愛らしい初舞台生は留衣さんだったのでしょうか…?

当時は漠然と観ていて認識できなかったのが悔やまれます。

同期というのではないですが、同じときにスタートしたという意味で97期は思い入れのある期で。。

観劇再開後に初めて観る初舞台生で、研1からの活躍を見てきたので、なんだかとても感慨深いです。

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試練と開花の新公時代

主席入団で、阪急阪神の初詣ポスターにも抜擢されるなど、実力もあり周りからの期待も感じられ、順風満帆に進んでいくようでしたが、

2016年の『Shakespeare〜空に満つるは、尽きせぬ言の葉~』の折に怪我で休演。

その怪我のため研5の試験を受けられず、最終成績も最下位となってしまい、お稽古が思うように出来ない期間が半年近くあったそうです。

同期の中で先頭を走っていただけに、挫折感もきっと強かったでしょう。。

でもそんなアクシデントを乗り越えて、2016年の『エリザベート』新人公演でフランツ(本役: 真風涼帆さん)を演じ、

そして新公最後の学年で主演に抜擢されます。

主演の朝夏まなとさんが演じられた『王妃の館』の北白川右京役は、コミカルな演技が必要な難しいお役でしたが、留衣さんは堂々と好演。

その次の最後の新人公演『神々の土地』では個性的で本当に演じるのが難しそうなラスプーチン(本役: 愛月ひかるさん)を演じてお役の幅を広げました。

愛月さんのラスプーチンは、もはや宝塚を超えた感もある迫力のお芝居でしたが、

あんなお役を新公とはいえ堂々とこなせる留衣さんは、お芝居のセンスも実力もすごいな…と感動したのを覚えています。

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実力を発揮

新公卒業後はその実力で、お歌とお芝居の両面で大きな存在感を発揮されていました。

その素晴らしく良い声は、歌っていても、お芝居をしていても、観ている人にダイレクトに飛び込んでくる感じで。

『NENER SAY GOODBYE』のラ・パッショナリアは、そのお歌に生命力と勇気があふれていて本当に感動的でした。

最近は『カルトワイン』のチャボ・エルナンデスや、『HiGH&LOW』のリンなど敵役的な役どころが続きましたが、

もっと正義の味方的な留衣さんも観てみたかったです。

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ショーでは特にキザる場面で、毎回全力で熱く飛び込んでくるようで、思わずオペラで追ってしまうことが何度もありました。

その熱い感じに加えて、留衣さんの面差しも、元星組トップスターの柚希礼音さんの雰囲気に似ているなとずっと思っていたのですが…

トップスターになれる逸材ですし、ご本人も目指されていたようで。

身長もありスタイルも抜群で実力もある留衣さんの存在感は、宙組でも特別でした。

でも路線過多と言われる宙組では、一期上に和希そらさん、一期下に瑠風輝さん、さらに下には鷹翔千空さんなど

実力ある路線スターさんがひしめき合い、留衣さんの活躍の場が減ってしまっていたことは

運といえばそれまでかもしれませんが、本当に残念なことです。

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以前、博多座に『黒い瞳』を観に行ったとき、「留衣さんが出演していなくて寂しいね」なんて友人と話したこともあったほどです。

そんな留衣さんを、宝塚の舞台でもう観られなくなるのはとても寂しいですが、

素晴らしい実力をお持ちなので、宝塚以外の場所でも活躍されるに違いありません。

そんな日を楽しみに、今は寂しいですが大千秋楽のご卒業をお見送りしたいと思います。

お付き合いありがとうございました。
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