先日、お正月の星組大劇場公演がインド映画原作の『RRR』と発表されたところですが、
本日「宝塚歌劇110周年概要発表会」が5組のトップスター出席のもとに行われました(雪組のみリモート)。
そこでの4組まとめての演目発表にかなり驚かされたのですが、
どんな作品が上演されるのか確認してみたいと思います!
花組:『アルカンシェル』~パリに架かる虹~
大劇場2月9日(金)初日~東宝5月26日(日)千秋楽。
作・演出が小池修一郎先生の一本物のミュージカルです。(『エリザベート』ではなかった!)
お披露目公演の一本物『はいからさんが通る』は、柚香さんだからこそのヒット作でしたが、
柚香さんもトップ円熟期、代表作となるミュージカル大作一本物を待ち望んでいたところに、ついに来た!って感じですね。
小池先生は、海外ミュージカルの潤色には定評がありますが、
オリジナルは微妙という声も無きにしもあらず…。。さてどうなるのでしょうか。
生徒それぞれに細かく目を配り、愛情あふれる演出をしてくださる小池先生ですので大いに期待したいです!
月組:『Eternal Voice消える想い』『Grande TAKARAZUKA110!』
大劇場3月29日(金)初日~東宝7月7日(日)千秋楽。
『Eternal Voice消える想い』は、作・演出が正塚晴彦先生のミュージカル・ロマン。
ヴィクトリア女王統治下のイギリスを舞台に、ダークファンタジーテイストでありながら、
エンターテインメント性溢れるミュージカルということで、
シリアスな中にもテンポあるセリフのやり取り、そしてくすっと笑ってしまう正塚ワールドが展開されるのですね!
『Grande TAKARAZUKA110!』は、作・演出が中村一徳先生。
レビュー・アニバーサリーということで110周年のお祝いモード満載で、
110期生が初舞台を踏む作品にもなるので、さらにおめでたい感じになりそうです。
宙組:『宝塚110年の恋のうた』『FINAL FANTASY XVI』
大劇場5月17日(金)初日~東宝8月25日(日)千秋楽。
『宝塚110年の恋のうた』は作・演出が大野拓史先生の日本物レヴュー。
宝塚歌劇110年の「日本物」から名曲をセレクトをし、110周年を言祝ぐ華やかで美しい舞台になるそう。
月組に続くお祝いモードですね。
『FINAL FANTASY XVI(ファイナルファンタジー)』は、脚本・演出が小柳奈穂子先生の革新的なミュージカル作品。
ゲームの枠を超えて、様々なメディアミックスを展開しており、世界的に大ヒットしている作品だそうですが、
昨年の宙組公演『HiGH&LOW』と同様、私には未知の世界。。
『HiGH&LOW』が不安の後、大満足したように、
新しい分野を開拓していくイメージが強い宙組なので、きっと素敵な仕上がりになるはず!
雪組:『ベルサイユのばら』-フェルゼン編ー
初演から50周年になるので、やっぱりね!って感じではありますが…
脚本・演出が植田紳爾先生、演出が谷正純先生ということで。
まず植田先生のお名前があるので、大きな変更は無理なのか…
谷先生がどこまで今の感覚にブラッシュアップしてくれるかが注目ポイントですね。
フェルゼンとアントワネットはもちろん彩風さんと夢白さんでしょうが、
オスカルとアンドレは、朝美絢さんと和希そらさんでしょうか?
どちらでもできそうですし、どちらのオスカルも観てみたいです!
公演ラインナップの他にも、
- 『宝塚歌劇110周年記念式典』
- 『タカラヅカスペシャル2024』
- 『宝塚歌劇110周年記念大運動会』
などの開催が発表され、来年はお祝いムードに包まれた一年になりそうですね!
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