宙組『エクスカリバー』のモーガン役で、最近大注目されている104期の真白悠希さん。
まだ研６とは思えない堂々とした演技や歌唱力に、将来的には専科で宝塚を支えるタイプかな？と勝手に思っていました。
ところが！最近スカイステージで放送された『NEVER SAY GOODBYE』の新人公演を見て
その認識が大きく覆りましたので、今日はそのことについてお話しさせてください！
実力派の別格という認識
『HiGH&LOW』では、宝塚ではあまり見ないサイコパス的な演技で怖さを感じさせ、
出番は長くないにも関わらずそのインパクトは絶大でした。
『カジノ・ロワイヤル』の新人公演では、コミカルで超個性的なツバイシュタインと、
ボンドの上司であるM長官の二役を難なくこなす器用っぷり。
そして先日の『エクスカリバー』では、女役とはいえ、ついに堂々のメインキャスト。
芹香斗亜さんの姉役として、学年差を感じさせない堂々とした演技と歌唱力で話題をさらいましたよね。
この時点では、若翔りつさんと共に、その実力で宙組を支えて行くメンバーだと思っていたのです。
スカステでネバセイの新人公演の映像を見るまでは。。
見過ごしていた路線ばりの色気！
『NEVER SAY GOODBYE』の新人公演は、昨年ライブ配信で見ていたのです。
でもそのときは、風色日向さんのジョルジュは優しくて誠実な性格が前面に出てるな…とか、
ヴィセント役の鷹翔千空さんは、また随分と濃い男役に仕上げてきてるな…とか、
メインキャストにしか目が行ってなかったんだと、放送を見て改めて気づかされました。
風色さんや鷹翔さんと一緒に映り込んでいる真白さんは、本当にいい表情をしていたんです…！
真白さんは、本役では松風輝さんが演じていたパオロ・カレラス役だったのですが、
松風さんとはまた違ったイメージのパオロでした。
松風さんのパオロはスペインの興行主として、見た目は何となく胡散臭さがあるものの、
憎めない人柄で本当は良い人、みたいな印象でした。
松風さんの温厚そうなお人柄がそう感じさせたのかもしれませんね。
ところが、真白さんが演じたパオロは、髭がすごく似合っていて何だか色気がすごい…！
芹香さんとお顔が似ていると言われていることもありますが、
表情や視線の動かし方が芹香さんととても似ていて、男役として引き付けられる魅力にあふれていました。
宙組には高身長で路線と目される男役さんがひしめいている中、
真白さんは小柄で、さらに実力があり過ぎるために、路線としては見ていなかったのが正直なところ。
でも、男役としてあんなに魅力的な表情を見てしまった今、
真白さんの路線は完全にありだと思い直しました！
新公主演は取れるか
あまりの実力者ぶりに新公学年とは思えない真白さんですが、まだ研６。
ネバセイの新公で見せてくれた色気ある男役ぶりを、
ぜひ主役として見てみたいと思っているのは私だけではないはず…！
おとめによると、真白さんは身長169cm。宙組の男役では低い方かもしれませんが、
それぐらいの身長のトップスターはこれまでにもたくさんいました。
大人の包容力や色気があふれていたパオロ役の演技からは、どちらかというと渋い系で
キラキラタイプの男役さんではないような気も一瞬したのですが、
改めて考えてみるとキラキラのアイドルっぽい男役もサラっと、しかも魅力的にこなせそうですよね。
このまま宙組を支えていくだけではもったいな過ぎる方だと思いますので、
ぜひ新公主演を取り、路線として活躍してほしいなと期待しています。
とにかく引き出しがたくさんありそうなので、
どんな役であっても真白さんの今後の活躍から本当に目が離せません！
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