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ゆり
子供のころからファンだった宝塚歌劇
結婚や子育てで離れていましたが
2011年から観劇を再開しました。

夫が病で亡くなって一人暮らしとなり
宝塚歌劇に生きる活力をもらいながら
感動と心地よい暮らしを
積み重ねていくことが目標です。

何歳になっても元気に大劇場へ通うため
ピラティスや姿勢改善など
セルフケアにも取り組んでいます。

宙組多めの全組観劇派です。
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真風涼帆退団企画① 極めたスーツ姿

真風涼帆さんの退団公演『カジノ・ロワイヤル』の初日まで、あと一週間となりました。

いよいよ終わりの始まりか…と思うとさびしくて仕方がないのですが、

真風さんへの思いをテーマごとに、何回かに分けてお話ししたいと思います。

個人的な思いが強めですが、同じ思いの方が少しでもいてくだされば嬉しいです…!

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目次

極めたスーツの着こなし

3月1日に発売された、真風さんが表紙のananはもうご覧になりましたか?

表紙のさわやかな笑顔が本当に素敵なんですが、記事中の写真はさらに素敵でした!

レザーのコートやフォーマルな感じの黒いスーツを着て、雰囲気に合わせてカッコよくポーズをきめているのですが、

特に、全身を正面からとらえた決まりすぎているカットに注目です。

長身なので、ヒールの高くない靴でも全身バランスは理想的で、肩の力が抜けたさりげないカッコよさが極まっています…!

本当の男性でも、ここまで素敵に着こなす人はそうそういないでしょう。

どう着こなせばカッコよく素敵に見えるかを、ずっと考え体現してきたからこそできる着こなしであって、

普通に着てきた男性とはもう次元が違うのですよね。

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そんなスーツ姿が素晴らしい真風さんですが、下級生の頃は今のスーツ姿とはだいぶ違っていました。

長身で脚の長さが際立つ感じは今と同じなのですが、今よりもっと細身でひょろっとした印象でした。

それが上級生になるにつれ徐々にひょろっとした感じがなくなり、しっかりしてきたというか。。

本物の男性でもそういうことってありますよね。

学校出たての新入社員がスーツに着られているようなのに対し、

社会経験を積んだ30歳くらいから、スーツ姿が身について似合ってくる…みたいな。

本物の男性は、自前の骨格に筋肉や脂肪がついてそうなるのでしょうが、

真風さんは、筋肉や脂肪もそう大きく変化していないと思われます。むしろ上級生になって責任が増えて痩せられたかもしれません。

それなのにスーツ姿がより素敵になったのは、適格な補正の工夫と、

ミリサイズにまでこだわったスーツのサイズ感の成せる業なのでしょう。

そして何より、男役として培ってきた身のこなしがあるからこそ、信じられないくらい素敵になるのですね!

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どれも魅力的なスーツ姿

真風さんはこれまでいろいろなスーツ姿を見せてくれましたが、その着こなしは

正統派からくだけた感じ、至って普通なサラリーマン風まで様々。

そこで、それぞれの作品をいくつかご紹介したいと思います!

正統派

『The Lost Glory-美しき幻影-』(星組時代)

アメリカのお金持ちのおぼっちゃま感がいい具合に出ています。

この作品ではアルマーニが衣装としてスーツを提供していました。

宝塚のお衣装として作られたスーツではないので、リアルメンズ感が半端ないです!

『神々の土地』

貴族的な着こなしが、身のこなしと相まって本当に素敵でした。

細部にまで拘ったアクセサリー使いも見どころです。

Hotel Svizra House ホテル スヴィッツラ ハウス

ロンドン駐在の外交官役なので、サヴィル・ロウで仕立てたスーツをいつも着ているような英国紳士風。

ポスターにもなっていた、三つ揃いのスーツにロングコートはまさに眼福ですよね…!

コートの持ち方まできちっとしていて隙がありません。

上着を脱いでビリヤードをする姿がカッコよすぎます!

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くだけた感じ

『メランコリック・ジゴロ』

憎めない詐欺師なのですが、細身のスーツがスタイルの良さをさらに強調。

トランクに座って歌うときの脚は、長すぎて思わず二度見します。

『オーシャンズ11』

これも詐欺師なのですが、ちょっとゆったりめのスーツに大人の余裕が漂っていました。

この作品では特にがっちり補正をしているように感じたのですが、それが大人の余裕感につながっているような気がします。

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至って普通なサラリーマン風

『オーシャンズ11』(星組時代)

真風さんは、正統派・くだけた感じのどちらにしてもおしゃれなスーツを着こなしている印象で、

普通の会社員が着るようなスーツは着ていないかと思ったのですが、一つありましたね。

星組時代の『オーシャンズ11』でライナスを演じたときに扮した、ラスベガス賭博協会から来た委員です!

まだ下級生でひょろっとしていたこともあって、本当に至って普通の会社員風。

眼鏡姿で「きゅうり野郎」なんて言われて、とても可愛かったです。

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真風さんの素敵なスーツ姿、話し出したらきりがないですね。。

今度のジェームズ・ボンドは、まさにスーツ姿の集大成にもふさわしいお役。

その姿を本当に心から楽しみにしています!

お付き合いありがとうございました。
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