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ゆり
子供のころからファンだった宝塚歌劇
結婚や子育てで離れていましたが
2011年から観劇を再開しました。

夫が病で亡くなって一人暮らしとなり
宝塚歌劇に生きる活力をもらいながら
感動と心地よい暮らしを
積み重ねていくことが目標です。

何歳になっても元気に大劇場へ通うため
ピラティスや姿勢改善など
セルフケアにも取り組んでいます。

宙組多めの全組観劇派です。
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宝塚へのOSK関連弁護士とロザン宇治原さんの言葉

劇団とご遺族側の会見があって以降、週刊誌のみならずあらゆる機関で報道され、

SNS上でも本当にいろいろな人たちが、好き放題に話題にしている印象です。

正直気が滅入ってしまうほどで、なかなかブログを更新する気になれずにいました。

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目次

合い入れない見解

11月24日にご遺族側と劇団側が面談を行い、その内容について発表がありました。

劇団側は過重労働については認めるものの、パワハラについては認めないという姿勢。

一方のご遺族側は、劇団に対してパワハラを認め謝罪と補償を求めており、

以前の会見とそう変わらない内容でした。

ご遺族のお気持ちを考えれば、せめて誠意を持って謝罪してほしいということは十分に理解できます。

ですが劇団は、パワハラはなかったというスタンスなので、

このままでは両者の思いが交わることはなさそうです。

厳しい指導が当たり前になっている劇団で、ひとたびパワハラを認めてしまえば

あれもこれも…という感じになってしまうことを恐れてのパワハラ全否定なのでしょうか。

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早い段階で真摯に謝罪していれば、こんなことにまで発展しなかったように思うのは、

素人の考えなのかもしれません。

もはや劇団のみの問題ではなくなって、阪急本体までもが関わらざるを得なくなり…

誠実さだけでは片付けられないであろう状態に発展してしまったことが残念でなりません。

けれども、問題が大きくなってしまったことによって

今まで見過ごされていた悪しき習慣が明るみになり、

これをきっかけに今後の改革や改善につながるのであれば、

今はつらくても我慢して、新しく生まれ変わった宝塚歌劇団の誕生を待ちたいと思います。

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自己実現の場

YouTubeでは様々な人の意見が飛び交っていて、

週刊誌の内容をそのまま受け売りにしている人たちも多く、

こうして曖昧な情報や個人名を出した中傷が、さも本当のことのように拡散していくのか…

とつらい気持ちになってしまいました。

当事者でない私ですらそうなのですから、あからさまに非難される生徒さんたちのことを思うと

どうにかならないのかと怒りにも似た気持ちが湧いてきます。

そんな悪い印象の多いYouTubeですが、OSK歌劇団に関わっていらっしゃる弁護士の方が

お話しされている動画があり、その言葉が印象的でした。

「劇団生にとっては、舞台は自己実現の場であり生きがいなのです」と。

休演になって舞台に立てなくなっている生徒さんたちを思うと、

ただただ舞台に集中できる体制、環境を一日も早く整えてあげてほしいと願わずにはいられません。

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敬意は忘れてはいけない

この1か月、いろいろな報道を見るのが本当につらかったのですが、

その一つに、マスコミの報道の仕方があまりにも画一的であったことがあります。

宝塚歌劇団は、下級生が理不尽な上下関係に苛まれ、パワハラが蔓延している集団である、

というようにしか取れない編集の仕方。

100年以上続いてきて、素晴らしい舞台作品があり、

秀でた男役さんや娘役さんがいる事実は、まるでなかったかのように無視されています。

もちろん現実問題を取り上げると、そんな報道になってしまうのは仕方がないのは理解できますが。。

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そんなときに、漫才コンビのロザンの動画を拝見しました。

宇治原さんが「問題になっていることについていろいろ言う人がいるけど、問題は問題として、

素晴らしい俳優さんもいるのだから、そういう人たちへの敬意は忘れてはいけない」

というようなことをおっしゃっていて、少し救われた気持ちになりました。

みんなが攻撃するモードの中で、冷静に言葉を選んでの発言だったのでしょうが、

それは宝塚ファンの思いそのものですよね。

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本日、劇団側のコメントがありました。

11月14日の調査報告書の内容のみにとどまることなく、

改めて正式な謝罪を申し上げる機会をいただけるように努めてまいりたい、とのことです。

そのために必須であろうパワハラ問題の落としどころが読めませんが…

少しずつ気持ちを前に向けて行こうと思います。

お付き合いありがとうございました。
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