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ゆり
子供のころからファンだった宝塚歌劇
結婚や子育てで離れていましたが
2011年から観劇を再開しました。

夫が病で亡くなって一人暮らしとなり
宝塚歌劇に生きる活力をもらいながら
感動と心地よい暮らしを
積み重ねていくことが目標です。

何歳になっても元気に大劇場へ通うため
ピラティスや姿勢改善など
セルフケアにも取り組んでいます。

宙組多めの全組観劇派です。
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キャスト別感想①『カジノ・ロワイヤル』

『カジノ・ロワイヤル』の大劇場千秋楽まで、あと2週間ほどとなりました。

初日以来もう何度も観劇しているのですが、観る度に小池先生ってすごい…と思わされ、その点については以前お話ししたのですが、

今日はキャスト別に振り返ってみたいと思います!

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目次

キャスト別感想

真風涼帆(ジェームズ・ボンド)

そもそもジェームズ・ボンドは、男性のカッコいいや素敵をこれでもか!というほど体現しているキャラクター。

それを映像のように加工処理できない舞台で成立させるのは、普通の男性でも難しいのではないでしょうか?

そんなボンドを演じて観客を納得させた時点で、極論を言えばこの作品は成功と言えると思います。

ボンド自身に説得力がなければ「007」は成立しないですもんね。

スーツの着こなしはもちろん、歩き方や身のこなし、ちょっとした仕草、目線の動かし方まで

あくまで自然で美しく、男役の気品と色気も感じさせ、まさしく「究極の男役」でした。

退団公演として小池先生にボンド役を作っていただいたことは男役として誇るべきことで、

間違いなく真風さんの代表作となりましたね。

潤花(デルフィーヌ)

素なのでは…?と思うくらい、とにかく自然にデルフィーヌを演じていて、

元々持っているゴージャスな雰囲気と素直な若さが役にぴったりで、本当に魅力的なヒロインでした。

椅子にくくりつけられたままジャンプする場面がありますが、陽気でおおらかな潤花さんの持ち味があるからこそ、

あんなにも明るく楽しい場面になるのだと思います。

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芹香斗亜(ル・シッフル)

唐突にラスプーチンで登場したのにはびっくりしましたが、「まぁいいか」と思ってしまう歌唱力!

劇場全体に響き渡るロングトーンに圧倒されました。

お芝居は既視感のある敵役でしたが、演技自体は抜群の安定感です。

真風さんとの長いバディ関係があるからこそ、闘う場面は息がぴったり合っていてお手のものという感じ。

今回は次期トップ娘役の春乃さくらさんとお芝居で絡む場面はありませんでしたが、

そのことでお披露目がますます楽しみになりました。

桜木みなと(ミシェル・バロー)

ちょっとヘタレ気味の三枚目でコメディ的な部分を多く担っているのですが、

ミシェルが頼りなく振舞えば振舞うほど、それがより一層ボンドを素敵に見せることに繋がっているのを、桜木さんはよく理解されているような気がしました。

頼りないけど憎めない愛されキャラがとても自然で、デルフィーヌからアナベルにあっさり心変わりしちゃうのに、なぜか憎めない。

そんなところも桜木さんの演技力あってのことですよね。

鎧に話しかけるところもアドリブが増えてきていて、毎回とても楽しみにしているシーンです。

頼りない役どころの桜木さんですが、フィナーレの男役群舞では同一人物とは思えないほどイメチェン。

シャープな前髪で超カッコよく決めていて、はじける笑顔とキザる表情のギャップが素晴らしいです!

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瑠風輝(ルネ・マティス)

とにかく長身にスーツが決まっていて、金髪ウェーブがお似合い!

昇格を目指しマイホームを夢見る公務員感がボンドと同じスパイとは思えないのですが、

ボンドとの対等な関係を違和感なくしっかり演じておられました。

いつも気になるのは、フィナーレの男役群舞の開始場面。

大階段に男役が座ってキザりまくっているのですが、瑠風さんはかなり控えめでお上品。

もっとキザってギラギラしても良いのでは…と思ってしまいますが、

そんな奥ゆかしさのあるところが瑠風さんの魅力なんでしょうね。

鷹翔千空(イリヤ)

出番は多くないのですが、出ている場面はどれもかなり印象的でした。

ボンドとデルフィーヌを逃してしまった場面は、たった一人で舞台に残り、力強い演技で多いに存在感をアピールできたと思います。

また、舞台化粧が格段に進化していた気がします!とても洗練されてカッコよくなっていました。

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今回の『カジノ・ロワイヤル』は本当に下級生に至るまで見せ場が作られていて、

とても書ききれず長くなってしまいそうなので、続きは次回にしたいと思います!

お付き合いありがとうございました。
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