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ゆり
子供のころからファンだった宝塚歌劇
結婚や子育てで離れていましたが
2011年から観劇を再開しました。

夫が病で亡くなって一人暮らしとなり
宝塚歌劇に生きる活力をもらいながら
感動と心地よい暮らしを
積み重ねていくことが目標です。

何歳になっても元気に大劇場へ通うため
ピラティスや姿勢改善など
セルフケアにも取り組んでいます。

宙組多めの全組観劇派です。
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ベルばら展の感想と再演配役の妄想

誕生50周年記念「ベルサイユのばら展」が、大阪の阪急うめだ本店で11月30日から12月12日まで開催されています。

東京に続いての開催で、もうご覧になられた方も多いと思いますが、

私も大阪で見てきましたので、その様子や感想をお伝えしたいと思います。

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目次

週刊マーガレット連載時の原画が大充実

アニメや映画の紹介なども少しありましたが、

展示の大部分は週刊マーガレットに連載されていたときの原画が占めていました。

連載当時、大好きで何度も読んでいた見覚えのある絵がいっぱいで、本当に懐かしかったです。

連載開始当初のオスカルやマリーアントワネットの表情はあどけなく、とても可愛らしいのに対して

時が経つにつれ、年齢的な成長や、それぞれの立場や経験からくる内面を表すかのように

お顔の描き方が変わっているな…と昔から思っていたのですが、

今回の展示でずらっと並んだ原画を見比べて、改めてその変遷を再確認。

漫画を読んでいた当時は、少女漫画でオスカルのような切れ長の目の表情はめずらしくて、

クールな表情のオスカルが大好きだったな…と思い出したり。

吹き出し内のセリフが手書きで書かれている原画もあって、

作者である池田理代子先生が原画を描かれている姿が目に浮かぶようでした。

とにかく力強くて美しい原画とその画力に、圧倒されること間違いなしです!

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再演を繰り返す宝塚版ベルばら

宝塚では1974年の初演以来、何度も再演されていますが、その歴代ポスターやお衣装なども展示されていました。

懐かしいポスターの前を通りかかると、こんな声が聞こえてきました。

「いろんな人がオスカルを演じてきたけど、私にとってオスカルは安奈淳さんだけなの!」

初演から50年近く経ち、多くの生徒さんがオスカルを演じてきたので、

この方のようにオスカルはこの人じゃなきゃ!って思う方も多いと思います。

私にとっては、オスカルは初演の榛名由梨さん!

何度も再演を観てきたベルばらですが、やはり初演ベルばらの印象が強烈でした。

マリー・アントワネットは初風諄さん、フェルゼンは大滝子さん。

初風さんの威厳あるマリー・アントワネットが強く印象に残りました。

当時、週刊マーガレットの連載を読んでいてオスカルが大好きだったので、

実際の人間が演じるなんてイメージが崩れるからやめてほしいとまで思っていたのですが、

榛名由梨さんのオスカルは、それはそれは本当に美しく…

見事に宝塚沼にはまるきっかけとなりました。

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再演するとしたら…配役妄想

ベルばら誕生50周年ということもあり、近々宝塚で再演されるのでは?という声も聞こえてきます。

そこで、今再演することになった場合の配役を妄想してみました。

誕生50周年記念という特別な再演なので、なんと組を越えての特別な公演という設定にします!

ベルばら出演経験のある方はなるべく外しました。

本当に勝手な妄想なので、もしよろしければお付き合いください。。

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マリー・アントワネット

有沙瞳

初演で初風さんが演じていた堂々としたマリー・アントワネットのイメージがとても強く、

可愛らしさや美しさだけでなく、女王としての威厳が出せるという点がまず一つ。

加えてもう一つは、この役には絶対に必要とされる歌唱力で選びました。

有沙さんは新人公演で小公女をしていらっしゃいますが、最初にお顔が思い浮かびました。

オスカル

極美慎・彩海せら(Wキャスト)

男役の中でも特にキラキラ感があって、ドレス姿も似合いそうなお顔立ちがぴったりかと。

アンドレ

礼華はる・侑輝大弥(Wキャスト)

寡黙な男の演技が似合いそうで、かつ包容力とカッコよさが際立っている方々。

最近魅力が増してきた注目の男役さんたちで、オスカルとの並びもよさそうです。  

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フェルゼン

風間柚乃

落ち着いた表情の裏に熱い情熱を秘めたフェルゼンは、風間さんしかいないでしょう!

耐える恋心を演技派の風間さんなら上手に演じてくれそうです。

アラン

縣千

海坊主のワイルドさと皇帝役もこなす演技力の振り幅にびっくりしたのですが、

縣さんなら男の粗っぽさと繊細さをうまく出してくれるはずです!

  

今のところ再演の発表はないので、宝塚110周年に合わせて再演されるのかもしれませんね。

初演から約50年もの年月が経過し、時代に合った新しい演出のベルばらを観てみたいファンと、

宝塚の伝統芸能的なベルばらを壊さないでほしいファンがいると思うのですが、

果たして劇団はどのように舵を切ってくるのでしょうね。

お付き合いありがとうございました。
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