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ゆり
子供のころからファンだった宝塚歌劇
結婚や子育てで離れていましたが
2011年から観劇を再開しました。

夫が病で亡くなって一人暮らしとなり
宝塚歌劇に生きる活力をもらいながら
感動と心地よい暮らしを
積み重ねていくことが目標です。

何歳になっても元気に大劇場へ通うため
ピラティスや姿勢改善など
セルフケアにも取り組んでいます。

宙組多めの全組観劇派です。
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【感想】柚希礼音ディナーショーに行ってきました!

柚希礼音さんの芸能生活24周年を記念したディナーショー『REON MUST GO ON!-24karats-』。

なんとかチケットが取れて観に行くことができました。

配信でご覧になった方も多いと思いますが、その場で感じたことをお話ししたいと思います!

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目次

8年前にタイムスリップ

柚希礼音さん、紅ゆずるさん、真風涼帆さんの3人の雰囲気は、

同じメンバーで行われた2015年の柚希さんのディナーショーそのままでした。

歌い踊るときは本当にカッコいい柚希さんは、話し出すとほわ~っとしたちえちゃん、

その柚希さんに鋭く突っ込む紅さん、その様子をにこにこ見ている真風さん。

柚希さんは髪も短くされ、お衣装も宝塚時代を彷彿させるようでした。

紅さんは長い髪をまとめて、すっかり綺麗なお姉さんでしたが、トークの面白さは健在。

真風さんは宙組トップスター時代は王者の風格さえありましたが、

柚希さんと紅さんの前では、可愛い三男坊のゆりかちゃんでした。

それでも柚希さんと紅さんの会話がヒートアップしてくると、それを軌道修正するしっかり者の部分も昔のまま。

コーラスの元星組の音波みのりさんと夢妃杏瑠さんは、バックコーラスかと思いきや、

しっかり歌うところもあり聴かせてくれました。

8年前の星組生たちの再来で当時の記憶がいろいろよみがえり、とても懐かしかったです。

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全編宝塚の曲で懐かしさいっぱい!

野口先生は本当に、ファンの心情を汲み取ってくださいます!

退団されて8年になる柚希さんですから、宝塚のコーナーはあっても宝塚以外の曲が多く、

ロングドレスで歌われたりするのかな…と思っていたのです。

ところが全編宝塚の曲で、もう懐かしさでいっぱい。

特に『ハプスブルグの宝剣』の感動的な「Candle in your mind(魂に宿る光)-希望-」は、

退団後は歌っていなかったということで、今回聴けたのが本当に嬉しかったです。

柚希さんのロミオと真風さんの「死」もありました。

真風さんは歌う「死」だったので、ここでしか観られないロミオと「死」となっていました。

紅さんの「ひとかけらの勇気」は、やはりいつ聞いても胸熱!

そしてあの「ちえちゃん」。コンサート『REON!!』で、柚希さんが歌われる後ろで

柚希さんのお父さん役を紅さん、お母さん役を真風さんが演じていたのが、今回再演されました。

この再演や数々の厳選されたナンバーに、野口先生の

「ファンのみなさんを喜ばせたい!」という強い気持ちが感じられました。

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宴会場と客席降り

コロナの規制が緩和され、宴会場の雰囲気もずいぶん開放的な雰囲気になっていました。

トレジャーと名付けられたお客様たちは本当に元気で、舞台上の柚希さんたちに大きい声で声を掛け、

それにまた舞台から答えてくれるという、完全にコロナ前の状態!

柚希さんは何度もテーブルの近くを歌いながら通られましたし、

紅さんと真風さんも二度ほど客席降りをされ、ハイタッチもされていました。

近くで見ていて気付いたのは、客席降りの仕方に性格が表れていたことです。

柚希さんと紅さんは、最初の方はゆったりハイタッチしながら歩かれ、音楽が終盤になってくると急いで舞台に戻る感じ。

真風さんは、頭の中で曲の時間と舞台までの距離がしっかりシミュレーションできていて、

ハイタッチのタイミングもテキパキ、ほぼ均等な速度で舞台に戻るという感じで、

それぞれの性格が垣間見えて面白かったです!

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退団2か月後の真風涼帆

退団後、初仕事となった今回のディナーショー。

男役でなくなった真風さんがどう変貌したか、多くの方が注目していたと思います。

ヘアメイクは以前より柔らかい感じで、ピアスやネイルもしていて、

男役のときの鋭さは影を潜め、全体的に穏やかな雰囲気となっていました。

割烹着姿のお母さん姿も、本当に優しそうで綺麗!

宝塚卒業後の初の女性役が、以前見たこともある割烹着姿のお母さんというのは、

急な変身に抵抗がありそうなファンの心情も考えてくれているような…?

今回はお衣装が燕尾服など男役仕様で、ひとたび歌い出すとカッコいい男役の姿はそのまま。

それなのに、柚希さんのお顔の表情をまねて唇をとがらせたり、羽ばたくポーズをしたりと可愛さも炸裂!

カッコいいのに可愛くて、宝塚時代にはあまり見られなかった魅力があふれていました。

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会場からは「3人でコンサートをやってほしい!」なんていう声もあがっていて、ご本人たちも乗り気だったような。

昔も今も変わらない3人の素晴らしいコンビネーションを見ていると、

今後もまた3人のステージに期待するしかない、本当に楽しく素敵なディナーショーでした!

お付き合いありがとうございました。
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