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ゆり
子供のころからファンだった宝塚歌劇
結婚や子育てで離れていましたが
2011年から観劇を再開しました。

夫が病で亡くなって一人暮らしとなり
宝塚歌劇に生きる活力をもらいながら
感動と心地よい暮らしを
積み重ねていくことが目標です。

何歳になっても元気に大劇場へ通うため
ピラティスや姿勢改善など
セルフケアにも取り組んでいます。

宙組多めの全組観劇派です。
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礼真琴の状況報告について思うこと

先日の急な『1789』二幕からの休演は大変ショッキングなことで、

その後休演が発表された礼真琴さんの容態を多くの人が心配していたところ、

劇団HPにて唐突に「礼さんは順調に回復してきている」旨の状況報告がありました。

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目次

最初に思ったこと

その報告を聞いて最初に思ったことは、素直によかったな、ということでした。

詳しい病状などは一切報道されず、誰もが心配でたまらない中、

様々な憶測が囁かれる状況を心配して、劇団は報告してくれたのかなと。。

礼さんの状況が落ち着いてきているのは本当に嬉しいことだとは思いましたが、

復帰については改めて公式HPでご案内するとのことでしたので、

完全復調にはもう少し時間がかかるのかな…という印象でした。

もし大千秋楽に復帰するつもりなら、もうあと数日なので見通しが立つはず。

そこをあえて言明しなかったのは、無理を押しては舞台に立たせられないと劇団は判断したのだと思いました。

大千秋楽にトップスターの礼さんがいないのは本当に悲しいことですが、

完全に復調していない礼さんが無理をしてまで舞台に立つことを誰も望んでいないはずですし、

劇団も礼さんのコンディションを第一に考えてくれているのだと受け止めていました。

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文春対策とは…

星組生たちの素晴らしい大健闘をたたえながら、今は心を落ち着けて礼さんの回復を待とう…

そんな気になっていた矢先に、文春の礼さんについての記事の件を知りました。

記事は読んでいませんが、タイトルだけでもかなり心が痛みます。

この件があったから、劇団は唐突な状況報告を行ったのですね。。

劇団からの誠実なお知らせと思っていたのに、文春で報道されるから

「これはまずい、公式に一言アップしておきましょう」とあたふたと対応したように思えてしまい、

何だか残念な気持ちでいっぱいです。

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劇団の対応はこれで良かったのか?

海外ミュージカルの契約上の決まりや、限りあるトップスターの在位期間、興行として成功させること…

様々な条件や状況をクリアして、劇団は素晴らしい舞台を提供してくれているのだと思います。

ですが、今回の礼さんに関しての劇団の判断は本当に良かったのか…

いろいろな考え方があるとは思いますが、私は少なくとも今回の報告は、このタイミングでは不要だったと感じています。

文春対策かと疑ってしまい、報告の内容も信用できないですし、

何より礼さんに復帰へのプレッシャーがかかってしまいそうだからです。

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礼さんでの『1789』は誰もが待ち望んでいた演目で、ファンの期待値もマックスでした。

そんな作品を中止にするわけにはいかないという判断で、礼さんの体調を把握していたにも関わらず、

さらに博多座公演期間を休養に充てるという異例の発表までして『1789』を決行。

その結果が、先日の一幕を終えての唐突な休演です。

観客は大きな心配と失望を抱き、遠征費などの経済的損失を被った方も多いでしょう。

真面目で常に最高の努力を惜しまない礼さんのことですから、

挑戦的に自分の身を削りながらでも舞台に取り組まれていたのだろうし、

トップスターとしての責任感からも、自ら撤退するとは言えなかったのではないでしょうか。

そういう状況を的確に判断できず、勇気を持って方針転換できなかった劇団に対して、

ファンはどう気持ちを持って行けばよいのか…

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今はただ、劇団には誠実に対応してほしいという思いだけです。

そして何より礼さんが、心体を痛めることなく治療に専念できていることを祈っています。

お付き合いありがとうございました。
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