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ゆり
子供のころからファンだった宝塚歌劇
結婚や子育てで離れていましたが
2011年から観劇を再開しました。

夫が病で亡くなって一人暮らしとなり
宝塚歌劇に生きる活力をもらいながら
感動と心地よい暮らしを
積み重ねていくことが目標です。

何歳になっても元気に大劇場へ通うため
ピラティスや姿勢改善など
セルフケアにも取り組んでいます。

宙組多めの全組観劇派です。
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瀬央ゆりあ組替え 専科の新たな道

星組公演『1789』での退団者発表がありましたね。

有沙瞳さんに関しては大方の予想通りという気がしますが、

瀬央ゆりあさんについては、まずは退団じゃなくて良かった!という思いです。

今日は、瀬央さんが組替えすることになった専科についてお話ししたいと思います。

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目次

専科の新たな道

『赤と黒』を観劇したとき、その内容から「礼真琴の次は暁千星ですよ」というメッセージがはっきり感じられて、

瀬央さんはどうなるのだろう…と思っていました。

全国ツアー公演では、これまでなかなか背負わせてもらえなかった二番手羽を背負って地元の広島に凱旋。

これはもう餞別かも…と思っていたところで、専科へ組替えという結果になりました。

今までは専科というと、轟悠さん以外は老け役や個性的な役を担う組というイメージでしたが、

紫門ゆりやさん、凛城きらさん、輝月ゆうまさんが専科へ行かれ、若返りが図られています。

凪七瑠海さんに至っては、全国ツアーの主演まで務められました。

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ここに、二番手羽を背負い、かつ人気も高い水美さんと瀬央さんも加わるなんて…

劇団は専科の扱い方を変えようとしているとしか思えません。

コロナ前のタカスペや出版物等で、各組トップスターより上の絶対的な存在として君臨していた轟悠さんが退団されたことで、

これまでの専科の扱い方に縛られる必要がなくなったこともあり、

劇団は専科の新たな道を模索しているのだと思います。

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今後の専科の活躍の場

これから考えられそうな専科の活躍の場は、まずは2025年の大阪万博でしょうか。

各組から期待の若手男役がアンバサダーとして選抜されていますが、

外部のイベントとなれば、凪七さん、水美さん、瀬央さんなど

人気があるスターが出演することで、さらなるアピールとなるでしょう。

大阪万博以外の外部イベントでも、専科以外の各組は通常の公演でスケジュールもぎっちりでしょうから、

スターが揃い、かつスケジュールも柔軟に対応できる組を持っておくことは

劇団にとってビジネス的にかなりプラスになりそうです。

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また、梅芸などで宝塚OGが出演する公演のチケットが、宝塚の通常公演の良席確約をウリに抱き合わせ販売されているのを見ると、

そういったOG公演に専科が出演して盛り上げていくようなこともあるのかな?と思います。

OG活躍を推進する夢組構想がありましたが、コロナ禍もあり、あまり進んでいないようです。

専科を現役とOGの橋渡し的な役割として、これまで以上に夢組構想にも力を入れていくのかも…?

加えて2024年は宝塚110周年となるため、内部・外部ともに様々なイベントがあるでしょう。

そのような場でも専科の活躍は期待されていると思います。

さらに2024年には10年ぶりの大運動会も開かれるのであれば、スターが揃った専科も加わることで、さらに熱く盛り上がりそうですね!

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こうやって考えてみると、数少ない大人の魅力ある男役の一人であり、みんなから好かれる素敵なキャラクターの瀬央さんは、

専科に行くことでより活躍の場が広がるのではないかと思えてきました。

星組でのポジション的には難しい立場だったかもしれませんが、

退団ではなく在団することを選んでくれて、本当に嬉しいです。

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先に話したように、専科は新たな道を進んでいるのであり、

水美さんや瀬央さんの専科への組替えが、単に番手調整のための逃げ場ではないことを、心から願っています。

お付き合いありがとうございました。
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