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ゆり
子供のころからファンだった宝塚歌劇
結婚や子育てで離れていましたが
2011年から観劇を再開しました。

夫が病で亡くなって一人暮らしとなり
宝塚歌劇に生きる活力をもらいながら
感動と心地よい暮らしを
積み重ねていくことが目標です。

何歳になっても元気に大劇場へ通うため
ピラティスや姿勢改善など
セルフケアにも取り組んでいます。

宙組多めの全組観劇派です。
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水美舞斗さんに思いをめぐらす

先日、花組全国ツアー公演『フィレンツェに燃える』を観劇しましたが、水美さんの存在感があまりに大きくて、

水美さんが今後どうなるのか一人勝手にいろいろ思いを巡らせてしまいました。

個人的な思いですので、軽い気持ちで読んでいただけたら幸いです。

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目次

『フィレンツェに燃える』から感じたこと

柚香さんは思慮深く冷静で、水美さんは奔放な性格。

水美さんのセリフはとても多く、柚香さんと変わらないほどの印象です。

柚香さんの耐えるお芝居に対して、水美さんは感情を表に出すお芝居なので、より存在感を感じました。

それで思ったのですが、47年間一度も再演していない『フィレンツェに燃える』をなぜ上演することにしたのでしょうか?

『フィレンツェに燃える』は、トップスターに拮抗するくらい二番手の男役さんが際立つ作品です。

劇団は水美さんに強い二番手を感じさせる作品を持ってきたかったのでは…?

そんな思いがふと湧いてきました。

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『Fashionable Empire』から感じたこと

大劇場で『Fashionable Empire』が上演された初日には、水美さんが初めて二番手羽を背負った姿に客席から大きな拍手が起こったそうです。

私が観劇したのは初日から数日たっていたのですが、それでも客席からの拍手は、いつもとは違う大きな喜びの拍手でした。

ただ、私が驚いたのは二番手羽ではなくて、キラキラ過ぎるほどに輝く水美さんのお衣装!

二番手男役さんがフィナーレで総スパンのお衣装を着るのはよくあることですが、スパンコールの種類によって見た目の印象はずいぶん変わってきます。

水美さんには、特にキラキラなものを選んでいると感じました。

今回の全国ツアー公演でも水美さんはこのお衣装を着られていますが、隣に立つ柚香さんのお衣装は総スパンではなく上半身に豪華なストーンがついたデザインなので、

遠目には水美さんの全身キラキラ感がより目立っています。

トップスターを真ん中に、トップ娘役と二番手男役が左右対称な感じの衣装を着ることもよくありますが、

今回の星風さんのお衣装は水美さんほどキラキラしていません。

あくまでも私の感覚ですが…水美さんのお衣装のキラキラ度は、年末に行われるタカラヅカスペシャルで各組トップスターが着用するキラキラ度と同じレベル!

なぜフィナーレで、水美さんにこんなキラキラのお衣装が選ばれたのか。。

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劇団の思惑は?

VISAガールである永久輝せあさんが組替えで雪組から花組に来たとき、ゆくゆくは永久輝さんが花組でトップになるのだろうとみんなが思ったことでしょう。

劇団の構想としては『The Fascination!』で永久輝さんが水美さんと揃いで三番手羽を背負った後は、

次回か次々回で永久輝さんを二番手にということだったのかもしれません。

ところが水美さんが永久輝さんと揃って三番手羽だったことに対して、劇団の想定をはるかに超える大きな反感や抵抗のようなものがあったのではないでしょうか?

瀬戸かずやさんが退団された後、水美さんが永久輝さんと同じ三番手羽でパレードに出てこられた衝撃の大きさを、劇団は見誤っていたのだと思います。

今後の永久輝体制に向けて少しでもその衝撃を和らげるために、劇団は水美さんを二番手にし、

さらに今回の舞台での厚遇で、ここまでしたのだからみなさん納得してねっていう意味なのかも。。

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星組から永久輝さんと同期の綺城ひか理さんを組替えで呼び戻したことでも、劇団は着々と永久輝体制に向けて動いているのがわかりますよね。

水美さんはそのお名前の通り涼やかな美人なのに、骨太な男役芝居ができる実力があり、とても人気のある生徒さんです。

有望株揃いの95期でなければ、組替えで違う組のトップになることも可能だったかもしれませんが、花組以外のどの組にも有望な95期がいて難しい状況です。

トップの同期引継ぎはなぜ行われないのか…あってもいいような気もしますが、柚香さん監修グッズの2ndデザインも発売されたことから柚香さんの退団はしばらくないでしょうし、

さらに下に続く永久輝さんは今年もう研12で、その魅力もどんどん増してきています。

水美さんが別格二番手として組を支えていくポジションも考えてみましたが、別格扱いには収まらないほど水美さんの存在感はキラキラしていますよね。

      

トップになるのは状況的に厳しい道のようですが、どんな立場であれ水美さんの今後の活躍を応援していきたいと思います。

お付き合いありがとうございました。
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