宙組東京公演『PAGAD』『Sky Fantasy!』のチケット完売のお知らせがありました。
東京公演は予定どおり行われるのか、大劇場同様休演が延長されるのか、気になるところです。
ムラで感じること
宝塚大劇場周辺のことを宝塚ファンは「ムラ」と呼びますが、
それは親しみを込めて、またのどかな周辺の山並みからそう呼ばれるようになったのでしょう。
私はムラが生活圏内なので、観劇の予定がなくても大劇場周辺へよく出かけます。
阪急宝塚駅から大劇場までの花のみち周辺には、観劇に来るお客さん目当てのお店が並んでいて、
その店々は現在、閑古鳥が鳴いています。。
コロナのときもそうでしたが、その際は休業補償があったかもしれません。
ですが今はそんな補償はないでしょうから、心配になってしまいます。
一時的にパートのお仕事がなくなったという人もいるでしょう。
これ以外にも今回の休演が、多くの方々に影響を与えているのは容易に想像できます。
皆が納得できる回答はない
今回の件について、劇団では慎重に調査が進められていると信じたいですし、
生徒さんたちのケアも十分行ってほしいです。
どちらも時間のかかることでしょう。
劇団は調査後に結果を報告をするとのことですが、
果たしてどこまでファンが納得できる回答を出してこられるでしょうか…
繊細な内容なので全てをオープンに報告するのは難しいはずですし、
皆が納得する回答はあり得ないので、ゆっくり時間をかけて
生徒さんたちにとってのベストを目指して取り組んでほしいです。
そのために調査結果を急いで報告するのではなく、途中経過報告を行うことでもいいのでは?
性急に求めた調査結果を、公演再開の判断基準にするのは違う気がします。
公演再開の目処
ネット上では、宙組に対する厳しい意見が飛び交っていますね。
週刊誌の記事を読めば、そんな気になる人がいても仕方がないとは思います。
それでも、ネット上で発信はしなくても、宙組の公演を観たいと思っている人はたくさんいて、
東京公演のチケット完売がそれを物語っています。
一人の命が失われたのですから、それは非常に重く受け止めなければいけないことで、
決してそのことを軽視しているわけではないのですが、
宝塚が商業演劇として存在している以上、どこかで区切りをつけて上演を再開すべきだと思います。
生徒さんとは呼ばれていますが、彼女たちはプロの舞台人なのですから。
それに先に話していたムラの店舗など、劇団以外へ波及する影響も甚大です。
宙組の公演再開については、いつになっても賛否両論でしょう。
劇団には粛々と調査を進めていただいて、生徒さんが健全に舞台に取り組める環境を整え、
そして、もし処分に相当するような事実があれば、妥当な措置を取っていただく。
私たちにできることは、その結果を受け止めて
宝塚に課金することで応援する意思表示をするか、
課金しないことで否定的な気持ちを表すかです。
ファンとしては難しいことではありますが、常に冷静な心で見守りたいですね。。
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