スカステで星組公演『ディミトリ』『JAGUAR BEAT』の初日映像を見ました。
私の観劇予定は12月に入ってからで、観劇の感想はまだまだ先になりそうなのですが、
初日映像があまりに強烈だったので気になった点をお伝えしたいと思います！
『ディミトリ～曙光に散る、紫の花～』
宝塚らしい優雅なイメージの中に、ジョージアンダンスで力強いエネルギッシュな感じが盛り込まれているようでした。
お衣装が本当に綺麗で、色合いや輝き具合もとてもエレガント！
この美しさだけで、宝塚のお芝居を観た満足度80％は超えそうです。
礼真琴さんもお衣装を素敵に着こなしていて、「こういう礼さんを観たかった！」と強く思いました。
髪型もとてもいい感じで礼さんにお似合いです。
舞空瞳さんも本当に美しくて…
やはり宝塚のお芝居は美しい男役、娘役が中心にいてこそ素晴らしいですね！
『JAGUAR BEAT－ジャガービート－』
星組パワーが全面に炸裂
…からのショーの落差が激しすぎました。
ショーってライブと映像では印象がかなり違うと思うので、作品の良し悪しは語れませんし、音楽もどんな感じかわからないのですが…
キラキラを通り越してギラギラ、カラフルというよりごちゃごちゃな色の洪水。。
星組パワーが全面に炸裂している感じでした。
「星組のショーを観るといつも疲れる」（他組に比べて常に全速力で走り回っている感じがするらしい）と言う友人がいるのですが、
今回、彼女は壮大な疲労感に襲われそうです…
真ん中がごちゃごちゃ
フィナーレのパレードの場面で感じたことですが、真ん中がなんだかもうごちゃごちゃな印象！
礼真琴さんの、謎に高くなびくように飾り立てられたギラギラの帽子は必要ですか…？
シュッとしたイメージの暁さんや瀬央さんと、礼さんの身長差を感じさせないためか…？
などと思ったりしましたが、むしろ逆効果では…
もっとスッキリしたお衣装の方がスタイル良く見えそうでした。
そして問題になっている暁さんと瀬央さんの羽は、超コリコリな複雑さ！
バランス的にシンメトリーになっていると言えばそうなのですが、
短い間でもいいから瀬央さんに２番手羽を背負わせてあげるとか、
いっそ暁さんと瀬央さん共に、２番手羽をスッキリと背負っても良かったのではないかと思いました。
ここまでして２番手をぼかそうとする意味が本当にわかりません。。
瀬央ゆりあと暁千星の印象
そのお二人が初日映像でも特に印象的に感じられました。
【瀬央ゆりあ】線の太い大人の男役
『ディミトリ』の映像を見て、瀬央さんにしか出せない魅力ってあるよな…と思いました。
線の太い大人の男役。お鬚も本当に似合っててたくましさの中にも男役の色気があって。。
礼さんや、暁さんには出せない魅力だと思います。
お顔立ちから来る印象が大きいとは思うのですが、持って生まれた雰囲気から出せる質が違うと言ったらいいのか…
宝塚には欠かせないタイプの男役ですよね。
２番手問題などでいろいろ話題に上ったりしていますが、
瀬央さんの魅力を存分に発揮できる機会が増えればいいなと心から思います。
【暁千星】組替えでより魅力的に
星組に組替え後、大劇場第１作目です。
暁さんと言えば『A-EN ARI VERSION』で演じられたモテないけどちょっと可愛い不思議系男子の印象が強くて、
スカステのNow on Stage でも一番端の席で上級生に気を遣いながら参加しているというイメージが強かったのですが、
彼女も気が付けばもう研11なんですね。
『ブエノスアイレスの風』で、すっかり大人の男役になった姿を魅せてくれたのですが、
今回の『ディミトリ』でも一癖ありそうな大人の男役としての存在感を感じさせます。
舞台上の姿にも華があり、押し出しも強くなっているようでした。
組替えで背景が変わると、魅力の見え方が変わってくることってありますよね。
華やかでありながら男役の色気もアップして、このまま順調にステップアップしていくのだろうと改めて感じました。
数分の映像を見ただけなので、実際に観るとまた違った印象になるかもしれません。
とりあえず、ショーは観る側にも体力が必要みたいなので、観劇の日まで体調維持に努めたいと思います！
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