暁千星の存在感と礼真琴の今後

花組の次期トップコンビの発表がありました。

永久輝せあさん、星空美咲さん、トップ就任おめでとうございます。

あまりにも想定内で驚きはなかったですね。

今後控えている、月組の次期トップスター発表がかなり気になります…！

さて、宝塚大劇場では星組『RRR×TAKA”R”AZUKA～√Bheem～』と『VIOLETOPIA』が上演中ですが、

この公演の「NOW ON STAGE」の感想と、礼真琴さんの今後についてお話ししたいと思います。

暁千星の大きな存在感

ナウオンを見て強く感じたのが、暁千星さんと極美慎さんの存在感の大きさです。

特に暁さん。礼さんが休養期間中、『1789』でその代役をこなし、

博多座の『ME AND MY GIRL』では水美舞斗さんと役替わりですが主演。

かつては可愛くてキラキラありちゃんのイメージでしたが、すっかり立派な男役に成長され、

その実力と華やかさで、もういつでもトップに立てそうな感じです。

礼さんは歌・ダンス・演技と三拍子揃った素晴らしいトップスターで、

今回の休演でその存在感が劣ったとは全く思わないのですが、

その間に暁さんの存在感が思っていた以上に大きくなった気がします。

『RRR』のポスターでも、暁さんの存在感がすごいですよね。。

　　　

どなたか忘れてしまったのですが、以前にトップスターの方が

「トップスターは休演できない。なぜなら休演すると

たちまち他の誰かがその場所に立つことになるから。」

と話されていたのはこういうことなのかな…と。

極美さんも華やかなビジュアルが目を引くだけではなく、着実に大人の男役に進化中で、

暁さんがトップで極美さんが２番手という絵が容易に想像できてしまいました。

礼真琴の今後

礼さんは昨年夏に上演された『1789』の頃は体調がかなりお辛そうでしたが、

しっかり休養されたのか、ナウオンでは元気そうなお姿で一安心でした。

今年は花組トップの柚香光さん、月組トップの月城かなとさんに加え、

雪組トップの彩風咲奈さんも退団が予定されています。

さすがに星組トップの礼真琴さんまで退団ということはないと思いますが、

礼さんもトップ就任は2019年。もう５年目に突入しています。

実力も人気もある礼さんなので長期トップが想定されているはずですが、

それでも、そろそろ去就が語られても不思議ではない頃ですよね。

　　

礼さんほどの実力者なら、宝塚以外の舞台でも活躍されるのは間違いないでしょう。

いわゆる宝塚の王道、クラシカルな佇まいの麗しい男役タイプではないので、

かえって出来る役柄の幅も広く、外部の舞台でこそ活躍の場が多くありそうです。

そんなことを百も承知で思うのですが、、

礼さんには、ぜひ専科へ行っていただきたいです。

そしてスター専科として長く活躍してもらいたい！

これまでのスター専科といえば轟悠さんですが、轟さんはザ・男役というイメージ。

各組トップスターの上に降臨して、専科ならではのカッコよさを見せてくださったものの、

組子の役付きが１つ下がることから正直疎まれることもあり…という感じでしたよね。

　　

でも礼さんなら、２番手以下や女役も含め、様々な役をスター専科として演じられそうです。

今まで宝塚のお芝居は、トップの男役メインの脚本選びしかできませんでしたが、

礼さんがスター専科に入ることによって、バディ感やパートナー感がより強調された脚本など選択肢が広がりそう。

バディ感については、すでにスター専科として活躍されている

水美舞斗さんと瀬央ゆりあさんも大いに担えそうですし、

私は礼さんの女役がかなり好きなので、その部分をメインに担当していただきたいです。

そしてタカスぺが復活したら、元トップオブトップとして

これまでの轟さんのポジションを努めていただきたいです！

　　

…かなり個人的な希望になってしまいました。

残念ながら『RRR』はチケットが取れなかったので、

録画してある原作映画『RRR』をしっかり見て

２月４日の千秋楽ライブ配信を待ちたいと思います！