宙組の詳細発表が気になるところですが、宙組より先に雪組『ベルサイユのばら』の先行画像が出ました。
彩風咲奈さんの退団公演が『ベルサイユのばら』と聞いたときには、
最後の公演はお芝居とショーの2本立てが良かったのに…と思ったのですが
先行画像を見て、これでよかったのだと心から納得しました。
宝塚の王道男役 彩風咲奈
もはや宝塚の古典とも言える『ベルサイユのばら』。
これまで様々なジャンルの原作が宝塚で舞台化され、
毎回、まるで原作から出てきたような登場人物の再現性の高さが評価されていますが、
その中でも『ベルサイユのばら』は特別な作品ではないでしょうか。
過去に何度も再演され、多くの方がそれぞれのイメージを持っており、
美しさや華やかさに加えて宝塚ならではの気品もなければ…ということで、
演じる生徒さんにとっては重たい衣装と共に、演じるのが本当に大変な作品のはずです。
彩風さんは2013年の新人公演でフェルゼン役を経験されており、セルフ再演でもあるのですが、
成熟した今の彩風さんが見せてくれるフェルゼンは、新人公演の時とはまた違って
かなり大人の魅力にあふれたフェルゼンになるのではと期待しています。
手足の長いスタイル抜群の彩風さんには、最後はシンプルなスーツ物を演じてほしいと思っていたのですが、
宝塚の男役として理想的なビジュアルを持つ彩風さんには、
宝塚の王道中の王道なコスチューム物というのも一つの正解なのでしょう。
先行画像だけでも、すでに本当に美しく魅力的なフェルゼンなのが分かります!
堂々のアントワネット 夢白あや
宙組から雪組に組替えになって以降、そのオーラがどんどん大きくなっているようで、
夢白さんを観るのが毎公演楽しみになっています。
今回発表された先行画像のマリー・アントワネット姿は、
美しくて可憐であるにもかかわらず堂々とした貫禄さえ醸し出していて、
女帝と称された花總まりさんのような娘役になる気配さえ感じました。
以前、梅田芸術劇場近くでオフの夢白さんをお見掛けしたのですが、本当に細くて華奢で…
それがひとたび舞台に立たれると、あんなに華奢な身体の一体どこから
あのような存在感と華やかさが放たれるのか…といつも感動してしまいます。
きっと、儚さと女王らしい貫禄といった矛盾する難しい表現を、的確に演じてくれるのではと思っています。
彩風咲奈の最高に素敵な思い出
チケットはほとんど友の会に頼っていますが、不思議と雪組とは相性が良いです。
彩風さんのお披露目公演『CITY HUNTER』では最前列通路横の席が当たり、
彩風さんが銀橋の階段に足を掛けながら、ほんの少しですが
私を見つめて歌ってくれたのは、本当に最高に素敵な思い出です!
そのときの幸運で友会の運は使い果たしたと思っているので、
以降は当たればラッキーと言う感じで、無欲でチケットを申し込んでいるのですが…
やはり相性の良い雪組で彩風さんの退団公演、
さらに『ベルサイユのばら』は私が初めて宝塚を観劇した思い出深い作品でもあるので、
無欲と言いつつ当たることを必死で祈ってしまいます…!
オスカルとアンドレも、主な配役で発表してほしかったですね。
オスカルが朝美絢さん、アンドレが縣千さんかと思われますが、
役替わりがあるので、今回発表されなかったのかも…?
その他の配役発表を楽しみに待ちたいと思います!
コメント
コメント一覧 (2件)
荘さんのフエルゼン編もってましたわ、、かっこよかった。、あゆっちより夢白さん、気品ありますね苦手な、娘役デスがにあいます。
壮さんのフェルゼン、理知的で素敵でしたよね。夢白さんは最初のイメージから変化して、実力をつけてきている感じが今では楽しみになっています。