月組次期トップコンビ発表と２番手問題

やっと月組新トップコンビの発表がありましたね。

92期の鳳月杏さんと101期の天紫珠李さんのお二人は、

落ち着いた大人の魅力あふれるコンビになりそうです！

最高学年トップとなる鳳月杏

これまでのトップ就任最高学年は大空祐飛さんの研18ですが、

鳳月さんはそれを超える研19でのトップ就任。

通常とは異なる状況ですが、そんなことは全く気にならないほど大人の魅力があふれていると思います。

その魅力については過去のブログで熱く語ったので今回は省略しますが、

改めてトップ就任が決まって本当に嬉しいです。

２番手羽を背負い、このまま順当にいけばトップにというところで

それを翻すようなことも近年ありましたし…

いまだに落ち着かない状況の中で、下級生から各組のトップスターまでを

大きく包み込んでまとめていく存在として、頼れる存在になりそうと感じています。

天紫珠李をトップ娘役に選んだ理由

トップスターは順当に鳳月さんだと思っていましたが、

トップ娘役についてはいろいろな声が上がっていましたね。

天彩峰里さんの組替えががなくなった時点で月組の娘役さんたちに絞られた感じでしたが、

正直なところ、私の中では天紫さんは３番目の候補でした。

上級生ながら可愛い演技もできる実力派の彩みちるさんが最有力、

『Golden Dead Schiele』のバウ初ヒロインでの可憐な姿が印象に残った白河りりさんが２番目。

天紫さんは男役から転向されたこともあってか、娘役にしては身長も高く大人っぽい佇まい。

演目の幅が狭まってしまいそうなので、可能性は低いかな？と思っていたのです。

　　

でも考えてみたら、鳳月さんの任期はおそらく短期になりそう。

その場合、演目は鳳月さんの個性や魅力を最大限活かせるものが厳選されるでしょう。

大人の魅力が持ち味の鳳月さんには、やはり大人の魅力を出せる娘役さんを合わせることで相乗効果が出て、

魅惑的なお芝居の世界を繰り広げてくれそうです。

そんな理由から天紫さんが選ばれたのかな？と納得しました。

プレお披露目公演は『琥珀色の雨にぬれて』。

しっとりした大人の愛の物語で、お二人にぴったりですね！

…にしても『琥珀色の雨にぬれて』の再演率、高いですよね。。

気になる２番手問題

今の月組で番手が一つずつ繰り上がれば、２番手は風間柚乃さんになります。

正塚晴彦先生作・演出の『BLUFF』で東上公演の主演が決まった風間さん。

着実にステップアップしていますが、２番手羽を背負うのはもう少し先でも良さそうです。

トップの鳳月さん以下、路線である風間さん、礼華はるさんの並びは大人系。

月組時代の暁千星さんのようなキラキラ感あふれるタイプの男役さんは、彩海せらさんまでいませんよね。

ここは並び的に２番手にキラキラ系の男役さんが必要だと思います。

専科から水美舞斗さんを月組２番手にとの声もあるようですが、

ちょっと存在感があり過ぎません…？

　　

同じく専科の瀬央ゆりあさんは、キラキラ系よりは鳳月さんたちとタイプが似ている気がします。

キラキラといえば星組の極美慎さん？…月組にはキラキラ過多ですね。それに風間さんと同期でした…

同期での２･３番手は、かつて宙組で芹香斗亜さんと愛月ひかるさんの例がありましたが、

軋轢を生みそうですし、そもそもあの風間さんの上に極美さんがいるところは想像できません。。

やはりここは、以前から言っていましたが宙組の瑠風輝さんを推したいです！

学年的にも98期でいい感じですし『ハイロー』以来、どことなく遠慮がちだった舞台への姿勢に変化が見えて

キラキラ度もかなりアップしてきているように感じます。

宙組が今後どうなるか現段階では分かりませんが、路線渋滞を解消する点でも良いと思います。

　　

路線渋滞と長らく言われていた宙組ですが、問題の解決も見えず

５月の公演実施まで危ぶまれていて、それどころではなさそうですが。。

気を取り直して、新生月組の今後を楽しみにしたいと思います！