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ゆり
子供のころからファンだった宝塚歌劇
結婚や子育てで離れていましたが
2011年から観劇を再開しました。

夫が病で亡くなって一人暮らしとなり
宝塚歌劇に生きる活力をもらいながら
感動と心地よい暮らしを
積み重ねていくことが目標です。

何歳になっても元気に大劇場へ通うため
ピラティスや姿勢改善など
セルフケアにも取り組んでいます。

宙組多めの全組観劇派です。
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厳しい男役OGの活躍 今後は?

7月18日に宝塚大劇場であった、音楽学校創立110周年記念式典の様子をタカラヅカニュースで見ました。

懐かしいお顔がたくさん映し出されていましたね。大劇場のロビーはOGでいっぱいで、

あちこちで久しぶりにお顔を合わせて挨拶している姿は、普通の女子校の同窓会みたいな感じでしたが、

やはり現役で芸能界の第一線で活躍されているOGは、明らかに華やかな雰囲気を醸し出していました。

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目次

厳しい男役OGの活躍

これまでに劇団で活躍された生徒さんたちは本当にたくさんいらっしゃいますが、

退団後、芸能界の第一線で活躍されている方はほんの一握り。

芸能活動を続けて行くことの難しさをしみじみ感じます。。

まだ下級生のうちに退団された娘役さんの場合は、退団後の活動の場も広いかもしれませんが、

男役を極めた上級生となって退団された場合、

芸のスタイルを変えなければ従来の芸能界では存在感を示せないのかもしれません。

これはトップスターも同様で、退団直後は華やかなお仕事があっても、それを維持し続けるのは本当に大変そうです。

前理事長の小川友次氏が語られていた夢組構想には大いに期待したのですが、

思い描いていたような活動はされていないようで、とても残念に思っています。

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崩れつつある既成概念

2015年、元星組トップスターの柚希礼音さんが退団されるときに夫に話したことなのですが…

「柚希さんの退団後は、日本、韓国、中国などの時代劇を一幕でやって、二幕はコンサートをしてくれたらいいのに。

時代劇のコスチュームだと男役の違和感を感じないだろうし、よくない?」

演歌歌手の方がよくそういう舞台をしているイメージがあって言ったのですが、

夫からの返答は、「それやったら宝塚と一緒やん。」

そのときは、確かに…と思って言い返せなかったのですが、今なら全然ありですよね。

令和に入った頃から、退団後でも男役のイメージのままお仕事をされる方が出てきました。

七海ひろきさんはその代表ですよね。今でもお兄様のイメージを保ちつつお仕事をされています。

刀剣乱舞にOGたちが出演することで話題になったこともありました。

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時代はジェンダーレス

以前は男役が宝塚を退団したら「女優」になると表現されていました。

でも今やジェンダーで識別する考えを避けようとする時代になり、

ハリウッドでも「女優」ではなく「俳優」と表現するようになっているとか。

女性・男性という枠にとらわれない、人間としての魅力を問われる時代になってきているので、

表現する人たちにとってはかえって大変な時代なのかもしれません。

でも、だからこそ元男役さんの時代が来たと言えると思います!

これからは、退団後の男役さんの新しい活躍の形がいろいろ増えて行くでしょう。

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ときには男っぽくカッコよく、ときにはエレガントな女性らしく、

しなやかに変幻自在な元男役さんたちが、たくさん活躍されるようになったらいいなと思います!

お付き合いありがとうございました。
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