ついに真風涼帆さんと潤花さんの退団公演が東京で始まりました。
次期トップコンビの芹香斗亜さんと春乃さくらさんのプレお披露目公演の画像も発表され、
宙組の時の流れは着実に進んでいますね。
宙組期待の若手男役である亜音有星さん、泉堂成さん、鳳城のあんさんが
宝塚での『カジノ・ロワイヤル』新人公演を終えて、東京の新人公演に向けての思いをタカラヅカニュースで話されていましたので、
今日は、その3人ついてお話ししたいと思います。
亜音有星:すっかり上級生の顔
華やかなビジュアルで下級生の頃から目を引いていた亜音さん。
これまでの新人公演では『シャーロック・ホームズ』と『HiGH&LOW』で二度の主演を経験し、
今回は敵役のル・シッフル(本役:芹香斗亜)を演じています。
くるくるした大きな目元が可愛らしく、ずっと下級生のイメージがあったのですが、そんな亜音さんも、もう新人公演の長の期。
番組の中でもしっかり下級生の二人を引っ張っていて、その成長ぶりに驚かされました。
下級生に本当に目を配っているようで、下級生の成長ぶりを話す亜音さんは、もうすっかり上級生の顔。
本役の芹香さんには、自分の演技のことだけではなく、下級生の指導をしていく上での注意点なども教えてもらったそうです。
今回の新人公演では特にメイクに気を使っていて、いつもよりもアイラインを上げ気味に描いてシャープさを出しているそう。
『HiGH&LOW』の新人公演では、山王連合会の頭であるコブラ役にしては笑顔が甘過ぎたような気もしましたが、
内面やメイク技術など様々な面で成長して、ル・シッフルの厳しい表情をどう見せてくれるのかとても楽しみです!
泉堂成:いつもと違うメイクに注目
『ホテル スヴィッツラ ハウス』のジョルジュ役で存在感を示して以来、色気のある男役として人気が出てきている印象です。
舞台上でのそんな姿からは意外なほどに、オフの姿や話し方は可愛くて、そのギャップがまた魅力になっていますよね。
今回の新人公演では、ミシェル・バロー(本役:桜木みなと)を演じます。
いつも舞台メイクが悪役みたいになってしまうのが気になっているらしいのですが、
今回は桜木さんのアドバイスでアイラインを下げ気味にして、優しい雰囲気に仕上げているそうです。
悪役みたいとは思わなかったですが、泉堂さんは舞台のアイメイクがいつも濃い印象なので、
桜木さんのアドバイスでどのように変わってくるのかに注目したいと思います。
とにかく色気ある姿の印象が強すぎて、頼りないミシェルのイメージが沸かないので、こちらも配信がかなり楽しみです!
今回の新人公演では、牢獄の場面で105期4人(ジェームズ・ボンド役の大路りせさん、ミシェル役の泉堂さん、デルフィーヌ役の美星帆那さん、アナベル役の愛未サラさん)が揃って出ているので、
その場面のお稽古は、個々に仕上げる前から一緒に話し合ってスムーズに進められたそうです。
各組通して105期の活躍が目覚ましいですが、105期が揃うこの場面にも要注目ですね。
鳳城のあん:意気込みが素敵
今年1月にあった真風さんのコンサート『MAKAZE IZM』で、出演者中で最下級生だった106期生の鳳城さん。
真風さんにお水を持ってくる担当で、桜木さんに名前を呼んでもらったことで一気に知名度がアップした印象です。
身長174㎝のシュッとしたスタイルで、『カジノ・ロワイヤル』本公演で桜木さんを牢獄へ連行する場面では、
泉堂さんと二人でタバコを吸う姿も堂に入っていて、かなり存在感を示していましたね。
今回の新人公演では、ルネ・マティス(本役:瑠風輝)を演じます。
瑠風さんのスーツの着こなしが本当にカッコいいとのことで、その点を強く意識されて役作りをされているそうです。
「鳳城のあんではなく、ルネ・マティスが舞台にいると思ってもらえるように演じたい」と話されていたのが印象的で、
下級生は新人公演で名前と顔を覚えてもらうことが大事だと思われる中で、その意気込みが素敵だなと思いました!
鳳城さんはとても落ち着いた雰囲気なので、大人の男役としての活躍も期待できそうです。
今週からコロナも5類に移行し、公演が中止になる可能性がほぼなくなって本当に嬉しいですね。
来週5月18日(木)に迫った東京の新人公演の配信が待ち遠しいです!
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