今日は月組初日、おめでとうございます!
千秋楽まで月組のみなさんが健やかに完走できますように。
私の観劇予定はもう少し先なので、感想はその折にお話しするとして、
今日は気になる宙組の今後と次期トップ娘役について、私の思いをお話ししたいと思います。
「夢」の一部が欠けた感
前回のブログで、舞台に「夢」を見て「生きる活力」をもらっているのは確かな事実なので
今後も宝塚を応援したいと記したのですが…
もし「夢」を見られなくなったらどうするのか…?という思いが沸いてきて、
そうなれば宝塚の舞台を観に行くことはなくなるのだろうか…と考えると、悲しい気持ちになってしまいました。
宝塚の舞台では、いつも生徒さんたちが明るく微笑みかけてくれることで元気をもらい、
素敵な男役と美しい娘役のパフォーマンスにしばし現実を忘れ
ロマンティックな気分に浸らせてもらっています。
でもちょっと考えれば、そんな素晴らしい舞台を作り上げるために生徒さんたちがいかに努力を積み重ねているか、
また同世代の若い女性ばかりで人間関係が大変なところもあるだろうと簡単に想像がつきます。
心の隅で何となくわかっていても、具体的に言葉となって見聞きするわけではないので、
これまでは純粋に舞台だけを楽しんでくることができました。
ところが文春によって、聞こえなくていい言葉(あったかもしれない事実)が聞こえてきてしまいました。
報道の真偽は当事者にしかわからないことですし、そのことについて第三者が意見を言うのも、
真偽が確かでない以上言うべきではないと思います。
ただその言葉を聞いてしまったことによって、一種のフィルターを掛けられてしまったことは事実。
宙組を多く観劇していて、宙組生の言動をよく見聞きしていれば、
ある程度自分の物差しで判断することはできます。
ただ一般的な宝塚ファンが、報道された個人について、以前と同じように観ることができるかどうか…
擁護する立場に立っても、批判する立場に立っても、「夢」の一部が欠けてしまった感は拭えません。
ちょっと心配なこれからの宙組
今度の宙組大劇場公演『カジノ・ロワイヤル』で、真風さんと潤花さんが退団され、
さらに長らく組長を務められた寿さんまで退団されます。
トップコンビと組長の代替わりで、組の雰囲気が大きく変わるでしょう。
宙組を多く観劇する私にとって、今後宙組がどうなっていくのかとても心配でたまりません。
新トップコンビの発表がなかなか聞こえてこないのも心配の一因です。
芹香さん天彩さんコンビの発表に合わせての文春砲だったのかもしれません。
トップコンビのイメージは組のイメージを大きく左右します。
劇団がどのような決断をするのか、発表は近日中にあると思うのですが…
「夢」を見続けるために
ここからは全く個人的な思いなので、一つの案として、
そんな考え方もあるかもねと軽く読み流してくださればいいのですが。。
芹香さんのトップ就任は、間違いないでしょうが、トップ娘役をどうするかですよね。
天彩さんはトップ娘役候補筆頭ですが、文春報道を受けて、
就任してもしなくても、いろいろ言われるのは必至です。
報道の真偽はわかりませんが、天彩さんにとっては大変気の毒なことに、良くない印象を与えてしまったことは間違いありません。
その良くない印象を背負ってトップ娘役に就任するのは
トップコンビとしてもイメージダウンとなるのは残念ながら避けられないでしょう。
かと言って、別の誰かがトップ娘役になっても、天彩さん擁護派からは非難されるかもしれません。
芹香さんは二番手期間が長く、93期ということもあり、トップとしての任期はそう長くないと思われます。
そこで、在任中はトップ娘役不在で通されてはどうでしょうか。
イレギュラーな感じもしますが、相手役不在のトップスターがなかったわけではないので、長期に及ばなければありでは。
経験豊富な芹香さんですから、いろいろな娘役さんとのコンビネーションで魅了してくれるはずです。
そしてその後、新たな気持ちで、生え抜きトップ桜木さんと新しいコンビを組む娘役さんで
フレッシュにスタートというのがいいのではないでしょうか。
劇団がどのように差配されるかわかりませんが、これからの宙組の発展のためにも
芹香さんにはプロに徹していただいて「夢」を見せてくださることを心から期待しています。
コメント