鳳月杏さんの2回目のディナーショーが発表されましたね。
このディナーショーの意味するところは…?
今日は、2番手のディナーショーについて思うことをお話ししたいと思います。
節目のディナーショー
2番手のディナーショーは、その方の節目になるタイミングで開催されることが多いですね。
宙組の芹香斗亜さんのディナーショーが先日開催されましたが、
真風さんの退団公演を前にしてのタイミングですから、トップ就任を前にしてということでしょう。
花組の水美舞斗さんのディナーショーは4月に開催されますが、花組から専科への異動のタイミング。
過去には美弥るりかさんや、瀬戸かずやさん(宝塚ホテルで行われたスペシャルライブ)などは、退団を前にしての開催です。
トップ就任、組替え、退団と3つのパターンが考えられますが、
鳳月さんのディナーショーは、どのパターンになるのでしょうか。
鳳月杏のこれから
まず、トップ就任の可能性は低そうです。
月組の大劇場公演『応天の門』は2月からで、東京での公演は4月末まで。
その次の大劇場公演は秋以降になります。
もしトップの月城かなとさんが秋以降の公演で退団され、
その次の公演で鳳月さんがトップに就任されるとしても、来年になります。
6月のディナーショーはタイミング的に早すぎるので、トップ就任前の節目のディナーショーとは考えにくいです。
組替えについては、鳳月さんは演技力も抜群ですし存在感もあるので、水美さんのように専科へ組替えされることは十分考えられるでしょう。
退団については、月組同期の千海華蘭さんが『応天の門』での退団を発表されています。
また『カジノ・ロワイヤル』で退団予定の宙組トップ、真風さんも92期で鳳月さんの同期で、学年的に退団は十分あり得ます。
このように組替えか退団と予想してはいるのですが…
個人的な希望としては、もう少し月組で活躍してもらいたいです。
落ち着いた大人の色気と包容力を持ち合わせている男役さんは少ないので、
そんな男役の一人として、もう少し鳳月さんを観ていたいのです。。
劇団側のメリット
2番手のディナーショーのチケットを手に入れるのは、至難の業。
行きたくても行けない人が多いので、配信をすれば当然たくさんの人が視聴します。
劇団側からしたら、大した宣伝をしなくてもディナーショーのチケットは売れ、
おまけに配信の視聴料も入ってくるので、ビジネスとしてはいいお話ですよね。
鳳月さんのディナーショーが、退団や組替えの節目ではなく、単にこのようなビジネス目的ということもありえそうです。
以前は、ほとんどの2番手が順当にトップスターになっていたので、
2番手のディナーショーといえば、安心して観ることができました。
ところが今は、2番手のディナーショーと聞いて、進退の可能性を考えなくてはいけない…
はっきり言ってストレスです。2番手の在り方を考えてしまいます。
コロナで収益が厳しい劇団事情もあると思いますが、
ファンを惑わせてストレスを感じさせるようなことは勘弁してほしい〜…と思ってしまいました。
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